最近、自分の演奏をCDとしてまとめました。名刺代わりに配れたらと考えています。
自分が初めてディジュリドゥの音を聞いた時の衝撃は今でも鮮明に覚えていて、一本の空洞の筒から溢れる音の洪水に坊さんのお経のような心地よさを見ました。自分が人様の前で演奏するのは、この感動を多くの人に伝えていきたいというところにあります。ディジュリドゥを吹き始めてようやく自分がすべき演奏スタイルがちょっと見えてきた気がします。
なので、しばらくはストリートを中心に演奏をしていくことになりました。埼玉ストリートミュージシャンにも登録したので、お天道様の下で堂々と吹く機会も増えることかと思います。楽しみです。
2009/04/25
初ライブ
先日、金曜日の夜10時から宇都宮music bar 『lynci』に関東ディジュコネクションのライブを見るために職場の歓送迎会後、宇都宮に直行しました。せっかくだから自作ディジュをシャンティさんに見せたかったので塩ビ製の曼荼羅ディジュを担いで向かいました。
わかりづらい隠れ家的な場所にあるbarだったので探すのに苦労しましたが、どうにか到着する。連絡なしでいきなり赴いたので六界さんがぶったまげてました。そして、そんな気は全くなかったのに飛び入りでライブに参戦決定。3人のディジュセッションから順番にソロを一発ずつ演奏を2セットやってきました。まったく想定外のことに曲の構成なんて考えておらずその場のノリでどうにか吹いてきました。いや~しかし、ライブというのは最高に楽しいもんだと実感しました。思いがけない初ライブでしたが最高の時間を過ごすことができました。
そうそうディジュのセット間に創作落語のパフォーマンスがありました。人生初の生落語をS席(笑)で見ることができました。落語って面白いですね。独特の間というか語りの口調が心地よかったです。ライブの合間にお話することができたのでお互いのパフォーマンスについて語り合いました。そしたら、高校の時にブラスバンド部だったということでディジュに挑戦してもらいました。やはり基本は速攻で基本音をクリア。気に入ったようなのでその人に持っていったディジュをケースごと差し上げてきました。喜んでもらえたので良かったです。こうして、わずかでもディジュやアボリジニー文化が広がっていくと良いなぁと思いました。
あまりの楽しい時間に時の経つのを忘れ気づけば早朝の5時。。。汗 あっというまの時間でした。いろんな人とも知り合えたし、毎月定例で行われるライブなので次回も出ることを約束し家路へとつきました。さあ、もっと練習ししなくては!今回のライブでいろいろヒントになる技術があったので少しずつマスターできたらと思います。
2009/02/18
イダキの作り方
「ディジュリドゥ』にはいろんな呼ばれ方をされており、『イダキ』というのもその一つである。そもそも『ディジュリドゥ』という呼び名は白人が音色を聞いたときに「ディジュリドゥ~、ディジュリドゥ~」と聞こえたからだとか。。。
そんな『ディジュリドゥ』を自作している私ですが、よく制作方法を聞かれます。サクッと「まぁ彫るんです。」と答えてはいますがあまりに具体的ではないので今回、制作過程を順を追って説明したいと思います。注意していただきたいのはネイティブな制作方法とはかけ離れてはいます。あくまで私個人が作るうえでの方法なのであしからず。
手順1~材料の準備~
木材はホームセンターで扱っているもので十分に制作可能です。3寸角の角材が作りやすいかと思います。材質でいえば松、杉、栂なんてのが入手しやすいでしょうか。材料を選ぶ時のコツはできる限り無節でひ割れのない木目の詰まったものを探すことです。作りやすさと完成した後のケアのしやすさに大きく左右されます。
今回、使用しているのは自宅に転がっていた檜の角材(4寸5分)のものを使用しています。背割がされているので変形もしておらず完全に乾いた材料です。

手順2~材料を割る~
角材を半分に割きます。バンドソーと呼ばれる機械でバッサリです。今回の材料は背割付きなので、それに合わせてカットしてます。

そして、割いた材料の切り口を整えるために鉋をかけます。この作業が肝で、如何に平滑にするかかが重要です。私は自動鉋板で一気に削ります。注意点としては削り過ぎないことです。ここで削りすぎると断面寸法を減らすとともに貼り合わせたときに木目のズレが目立ってしまいます。


手順3~墨付け~

割いた材料に管の形を決めます。この形状がディジュの基本音や吹きやすさを左右します。私はCADで描いた型を用いて墨付けするので誤差が少なくてすみます。貼り合わせ面の両方に墨付けするわけですが、ここで注意しなければいけないのは形が左右対称になるということです。

手順4~彫る~
さて、いよいよ彫る作業です。墨に合わせて彫ります。ここで重宝するのがグラインダーに装着した凶悪なアタッチメント。この刃でガンガン彫ります。難しいのは幅は決めてあるので良いのですが深さを決めるのは勘です。途中からテーパーをつけるので深さの調整は神経を使います。

完成!ご覧のとおり左右対称です。
手順5~圧着~
お互いに薄く接着剤(ボンド)を塗ってバシっと貼り合わせます。そして、ハタ金と呼ばれるクランプの一種で締め付けていきます。とにかくたくさんつけて均等に圧力を加えます。すさまじいことになってますが、この作業を誤ると十分な強度を得られないので要注意。

完全に乾燥させてからハタ金を外します。だいたい1日も放置すれば十分でしょう。この状態で筒は完成しているのでうまく吹けば音が出せます。

手順6~シェイプ~
いよいよ外側を削ります。中を彫った時と同様にグラインダーを使用します。しかし、グラインダーだけでは大変なので、不要な部分をバンドソーでカットしておきます。ここでCADで描いた型紙が目安になります。


およその形が出たところで削っていきます。ひたすら削ります。手が痺れます。。。型紙を作った時点でおおよその形のイメージは決まってくるのですが、あくまで立体なので2方向だけで形の変化をつけても綺麗ではありません。空洞部分を気にしながらも四方へうねるように変化をつけて削るのが重要です。

そして、外形の完成です。

この後、仕上げ作業に入るわけです。サンドペーパーをかけまくって表面を整地します。私のスタイルは木目を活かしたツルツルな仕上げをモットーにしています。現在、鋭意制作中。完成したらアップしたいと思います。
最後にディジュを製作し始めて一年になります。今回作ったもので六本目になります。もともと家具を作っていたので、制作技術が多分に活かされています。ひょんなきっかけで知ったディジュリドゥですが、ここまではまるとは思いませんでしたね。今まで興味をもった楽器はありますがことごとく挫折しましたが、これならやって行けそうです。思い起こせば小学校の時はリコーダーは得意だったので管楽器には縁があるのかもしれません。制作・演奏ともに奥深いディジュですがこれからも楽しく研究していけたらと考えています。
そんな『ディジュリドゥ』を自作している私ですが、よく制作方法を聞かれます。サクッと「まぁ彫るんです。」と答えてはいますがあまりに具体的ではないので今回、制作過程を順を追って説明したいと思います。注意していただきたいのはネイティブな制作方法とはかけ離れてはいます。あくまで私個人が作るうえでの方法なのであしからず。
手順1~材料の準備~
木材はホームセンターで扱っているもので十分に制作可能です。3寸角の角材が作りやすいかと思います。材質でいえば松、杉、栂なんてのが入手しやすいでしょうか。材料を選ぶ時のコツはできる限り無節でひ割れのない木目の詰まったものを探すことです。作りやすさと完成した後のケアのしやすさに大きく左右されます。
今回、使用しているのは自宅に転がっていた檜の角材(4寸5分)のものを使用しています。背割がされているので変形もしておらず完全に乾いた材料です。
手順2~材料を割る~
角材を半分に割きます。バンドソーと呼ばれる機械でバッサリです。今回の材料は背割付きなので、それに合わせてカットしてます。
そして、割いた材料の切り口を整えるために鉋をかけます。この作業が肝で、如何に平滑にするかかが重要です。私は自動鉋板で一気に削ります。注意点としては削り過ぎないことです。ここで削りすぎると断面寸法を減らすとともに貼り合わせたときに木目のズレが目立ってしまいます。
手順3~墨付け~
割いた材料に管の形を決めます。この形状がディジュの基本音や吹きやすさを左右します。私はCADで描いた型を用いて墨付けするので誤差が少なくてすみます。貼り合わせ面の両方に墨付けするわけですが、ここで注意しなければいけないのは形が左右対称になるということです。
手順4~彫る~
さて、いよいよ彫る作業です。墨に合わせて彫ります。ここで重宝するのがグラインダーに装着した凶悪なアタッチメント。この刃でガンガン彫ります。難しいのは幅は決めてあるので良いのですが深さを決めるのは勘です。途中からテーパーをつけるので深さの調整は神経を使います。
完成!ご覧のとおり左右対称です。
手順5~圧着~
お互いに薄く接着剤(ボンド)を塗ってバシっと貼り合わせます。そして、ハタ金と呼ばれるクランプの一種で締め付けていきます。とにかくたくさんつけて均等に圧力を加えます。すさまじいことになってますが、この作業を誤ると十分な強度を得られないので要注意。
完全に乾燥させてからハタ金を外します。だいたい1日も放置すれば十分でしょう。この状態で筒は完成しているのでうまく吹けば音が出せます。
手順6~シェイプ~
いよいよ外側を削ります。中を彫った時と同様にグラインダーを使用します。しかし、グラインダーだけでは大変なので、不要な部分をバンドソーでカットしておきます。ここでCADで描いた型紙が目安になります。
およその形が出たところで削っていきます。ひたすら削ります。手が痺れます。。。型紙を作った時点でおおよその形のイメージは決まってくるのですが、あくまで立体なので2方向だけで形の変化をつけても綺麗ではありません。空洞部分を気にしながらも四方へうねるように変化をつけて削るのが重要です。
そして、外形の完成です。
この後、仕上げ作業に入るわけです。サンドペーパーをかけまくって表面を整地します。私のスタイルは木目を活かしたツルツルな仕上げをモットーにしています。現在、鋭意制作中。完成したらアップしたいと思います。
最後にディジュを製作し始めて一年になります。今回作ったもので六本目になります。もともと家具を作っていたので、制作技術が多分に活かされています。ひょんなきっかけで知ったディジュリドゥですが、ここまではまるとは思いませんでしたね。今まで興味をもった楽器はありますがことごとく挫折しましたが、これならやって行けそうです。思い起こせば小学校の時はリコーダーは得意だったので管楽器には縁があるのかもしれません。制作・演奏ともに奥深いディジュですがこれからも楽しく研究していけたらと考えています。
2009/02/08
イダキ改造
昨年末にディジュプレイヤー六界さんのイダキ改造手術を手伝わせていただきました。内容は2本のディジュリドゥの良いところを合わせて1本のイダキにするというものでした。TAKESHIと一緒に臨んだ大改造です。おそらく自分は日本で唯一(自称)継手でディジュを作る職人です。
まずはつなぎ目になるところに目安をつけてカット。その後、キーを調整するために一時的にガムテープでつないでは吹き、つないでは吹きを繰り返し、微調整でカットしていきました。
これはカットされた残骸たちです↓

お互いの肉厚の部位にダボを使用。ねじれ防止とする。
タイトボンドを付けてお互いを接着させる。このとき、ボンドは圧力を加えないと本来の強度を発揮しないため冶具を作りロープでもやい結びする。
お手伝いしたのはここまで。その後、六界さんは自宅に持ち帰り、仕上げ作業をしました。
そして、先日、改造イダキが完成したということでお披露目していただきました!
バーン!!!
右のペイントされているのが完成品です! 素晴らしい完成度でした。つなぎ目わかりません!
肝心の音も程よいバックプレッシャーと音量で倍音の伸びも格別でした。さすがユーカリは一味違います!
自作でディジュを作ってきましたが本場のディジュを持ってない自分。。。やっぱり1本くらい欲しくなりました。「ジャルーイダキが安く手に入れば最高だなぁ」と夢見る今日この頃です。
2008/05/28
完成


木製デジュリドゥが完成しました。
前作、塩ビに続いて2本目の自作ディジュになります。
長さは1m40程度
材料は『ウエスタンレッドシーダ』呼ばれる『アメリカ杉』を使用
工程は9cm角の角材を半分に割いたものに管を彫り、
そいつをしっかりボンドで圧着して外を彫刻しました。
表面はサンドペーパー『150番』から始めて
『800番』まで地道に磨き上げて
仕上げに『ブライワックス』と呼ばれる蜜ろうを主原料
とした天然のワックスを塗りました。
車を作るかの如く凄まじい磨きの果てにこの艶を手に入れました!
『レッドシーダ』は『日本の杉』に比べて匂いがオイリーです。
完成品は見事な香りを漂わせています。
そう例えるなら新築の香り!部屋に置いていると気持ちが良いです♪
さて、肝心の音ですが長さの割には若干キーが高いようです。
そして、ホーンが出しやすく口の変化を結構拾ってくれるので
吹きやすい部類のものが出来たと思います。
今回は素地を活かしてワックスのみの仕上げにしました!
木目が細かいので割いた継ぎ目も分かりづらく
非常に上手くいったと思います。
今は無駄に長いディジュを制作中...
完成したらまたアップしたいと思いますのでお楽しみに
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